皆さんVE提案という言葉を聞いたことがありますか?
これは建築・住宅の用語として使われていて、
Value Engineering(バリューエンジニアリング)を略したものです。
意味としては、建築コストを削減することを目的として、
工法や設計の品質を下げずに代替案を提案することをいいます。
「企画・計画」、「設計」、「施工」、「維持管理」どの段階においても
基本的にはVE提案は可能です。
建築物は、たとえ小規模であっても、
それにかかるコストは決して小さくありません。
ですので、いかに品質・構造的に見て問題なく
コストを削減できるか?を考えることが
VE提案の大きな役割といえるでしょう。
たとえば、屋根材の変更です。
もともとはRCスラブ材を施工する計画だったものを
ALCに変更することで、屋根材自体の重量が軽くなります。
荷重が軽くなることで、それにともない
対応する各部材のサイズを落としたり、構造形式を変更したりすることが
可能になります。
また、施工が始まってからできる提案としては、
材質を変えたい、納まりを変えたいなどのリクエストに、
同じような品質を保持できる仕様や材料に代替することで
応えることが可能になります。
中長期のメンテナンスを含めて、
設計・施工から維持管理まで、
トータルしたコストダウンが図れるように
ご提案をさせていただきます。
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