大きな地震があると、天井が落下したというニュースを耳にしたことはあるでしょうか?
ときには、大勢の人を巻き込んだ事故につながるケースもあります。
大ホールやプールなど比較的大空間における事例が多いのですが
その原因は、どれもほぼ共通しています。
1、天井は吊り下げられた重い振り子のようになっていること
天井は上階の床などから細いボルトで吊られていて、仕上げのボード等の荷重をぶら下げています。
この状態をマクロに見てみると、吊り下げられた大きな振り子のようになっているわけです。
地震があると、建物は固有周期に従って揺れますが
天井は振り子のように建物とは別の周期で揺れますので、衝突が起きてしまうのです。
国土交通省は、技術的な助言などのかたちで、天井裏の補強についての指導を強化し
近年では、災害が起こるたびにこの指導が拡大されています。
2、湿気や塩素の影響~点検の必要性~
温水を使うプールやサウナの天井裏は、結露や塩素ガスの影響を受けやすく
鉄骨やビスが早い段階で腐食し、これが事故の原因につながるとも考えられています。
こういった環境では、天井裏の換気を完全にして、下地材にはステンレス材を使うなどの対策が望まれます。
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